「農業体験に行くときの服装、どうしよう？」「これから農家になって就農する前に買っておく服装は？」「農業バイトのおすすめ服装は？」
服装の基本は、環境と身体の最適化。さらにおしゃれ感のある服装がベストですよね。
この記事では、そもそも農家が働く、農園の環境について解説します。
農作物は、大きく分けて、土耕または水耕で生産されます。土耕栽培とは、畑や田やハウスで、土をつかって生産します。水耕栽培とは、ハウスで土を使わずに生産します。
どの生産方法にしろ、農作物の成長には光と水が必要なため、当然、農園は太陽光やLEDなどの光源、そして屋外なら雨風をもろに受ける環境となっています。室内ですごしている、我々現代人にとって、農園は、強すぎる光、雨や風、昆虫や小動物（もぐら、みみず、いのししなど）に囲まれることになるのです。特に屋外での作業は、天候に左右されます。さっきまで晴れていたのに、急に雨風が強くなる日もあります。急な変化にも対応できる服装で農業にのぞむようにしましょう。
農業は、服装も人間も物理的な耐久性が求められます。気温差、日照差にまけない服装をえらびましょう。
以下の記事では前章の農園の環境をふまえたうえで、農家の服装をえらぶ際の重要ポイントを７点、解説します。
▶【農家の服装 ポイント１】農家の服装 三種の神器
「長靴」「長ズボン」「長袖シャツ」が農家の服装 三種の神器です。農作業する服装なら、この３つが必須です。
１ 長靴
ひざ丈であれば、デザインや素材は問いません。軽量タイプなら疲れにくいでしょう。レンコンやセリ、田など、深く水を張ってある農園の場合は、胸まである長さが必要です。運動靴では、急な雨で泥が靴のなかにしみこみ、パフォーマンスが落ちるかもしれません。 また、靴下を着用しましょう。素足では、靴づれができたり、汗で長靴内が蒸れてしまいます。
サイズは、夏用なら、靴下１枚で履けるサイズ、冬用なら、靴下を重ね履きすることも想定してワンサイズ大きなものにするのもおすすめです。
２ 長ズボン
暑いと半ズボンを着たくなりますが、農業には厳禁です。海や野山に遊びに行くのとは違い、農家としてパフォーマンスをあげるなら、仕事中に虫刺されや日焼け止めを塗っている暇はありません。肌の露出は抑えた服装にしましょう。
農園には、手ぶらで入りたいもの。なぜなら、収穫した野菜や肥料を運んだり、と両手を使う仕事が農家にはたくさんあるからです。
冬用には、大きなサイズをえらぶと、内側に防寒着を着ることができ暖かい服装です。
３ 長袖シャツ
農家が日焼けや虫さされから肌を守る服装には、長袖が欠かせません。暑いと半袖やノースリーブ、タンクトップを着たくなりますが、厳禁です。農業は冬でも汗をかきやすいので、速乾性や透湿性のある素材をえらびましょう。長時間農作業をするなら、Sサイズ、Mサイズの長袖を重ね着しておくと、服と服の間の通気性を確保してべたつきを防いだり、１枚脱いで涼をとる服装となりおすすめです。
手の甲までカバーしてくれる長袖服装はイチオシ。
作業の都度、手袋をつけたりはずしたりする手間が省けるうえ、日焼けから手の甲をカバーしてくれます。
▶【農家の服装 ポイント２】店舗に行く？ネットで買う？
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初めて農作業用の服装を買うなら、試着することをおすすめします。
しゃがんだり、脱ぎ着を繰り返してみて、動きやすさや肌触り、サイズ感を確かめましょう。
作業中に天候や体調が変化して、脱いだり着たりを行うこともあります。体に密着せず、すこしゆとりがある服装を選びましょう。
農作業経験者なら、試着せずにネットで買っても失敗はすくないでしょう。送料無料ラインまでまとめ買いもオススメ！
▶【農家の服装ポイント３】おしゃれ農家とダサい農家の違いとは？
できるサラリーマンが身だしなみに気をつかうように、農家も同じ。
身だしなみを気遣える、ということは、農作物やお客様に対して細やかな配慮ができる、という証。
おしゃれな農家とは、農作業のパフォーマンスが最大に発揮できる服装をえらんでいる人。
一方ダサい農家とは、服装に無頓着なために不潔だったり、着替えない、作業しにくい服装をするひと。
こんな人は、商品（農作物）やお客様に対しても無頓着になりがち。
おしゃれ農家とはデザイン性より必要な機能性を選択できる人です。
▶【農家の服装ポイント４】最強の汗対策
汗そのものにニオイはありませんが、汗が皮膚の垢や皮脂と混じり、菌が分解する際に特有のニオイが発生します。軽い農作業で１時間に500ml、激しい農作業だと1,000mlもの汗をかくといわれています。かいた汗を素早く空気中に蒸散させれば、作業服が臭うことはありませんし、肌のべたつきも生じにくくなります。頻繁にタオルで汗をふくとよいでしょう。
仕事前のストレッチも、無駄な作業が省けるので、汗対策に有効です。
汗を素早く蒸散させる素材ならゴアテックスが最強です。ゴアテックス素材は、雨など水滴より小さく、水蒸気より大きい穴が無数に開いています。そのため、水滴は通さず体からでる水蒸気を逃がすことができ、皮膚をドライに保つことができます。価格は高いですが、汗かきの方にはおすすめです。
▶【農家の服装ポイント５】最強のUV対策
１ 光と肌を遮断する服装
２ 新代謝を活発にする食事
冷たい食べ物や、身体を冷やす食べ物を避け、血の流れをよくし、内臓の動きをよくする高たんぱくな食事を心がけましょう。
糖質をエネルギーに変わりやすくしてくれる 豚肉 | 糖質や脂質を消費しやすくなる 納豆 | 身体をあたため、血行を促進する 生姜 |
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血流をよくする 玉ねぎ | 血流をよくする アーモンド | 血液をキレイにする トマト |
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３ 質のよい睡眠をとる
質のよい睡眠は健康の基本。おいしい農作物をつくるには、質の良い睡眠をとり、健康を保つことが必要です。
食後から就寝まで３時間以上空ける。就寝前にあたたかい飲み物をとる。就寝と起床時刻を毎日同じ時間にする。
この３つを心がけるだけで、睡眠の質が上がると言われています。
就寝直前に食べすぎると 眠りが浅くなります | ぬるめのお風呂に ゆっくりつかりましょう | 就寝前に白湯を飲んで 内臓をあたためましょう |
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▶【農家の服装ポイント６】最強の虫対策
よく手入れの行き届いた農園で、虫に刺されることはあまりありません。が、耕作放棄地や水たまりのある農園では、蚊やアブがいます。虫対策は、１種類ではなく複数の防御法を組み合わせることをおすすめします。
▶【農家の服装ポイント７】それでも迷うならこのブランドから。
素材から農家のために考えられている。細部まで心配りされているファッションがそろう。もっと安価な服装もあるけど、機能面から考えると逆にお買い得！お気に入りになること間違いなし。 ▶モンベル オンラインショップ |
農業女子が農業ファッションについてまとめた記事、いかがでしたでしょうか？
空調のきいた屋内での仕事と違い、太陽や雨、風と一緒に仕事をするのが農家。
良いパフォーマンスをあげるには、服装も重要な要素。
農家の服装について質問がありましたらナカイローズファーム【公式LINE】からご相談ください！
