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新苗のつるバラ。冬剪定でどの程度切ればよいか、剪定する場合の剪定位置を教えて下さい。
つるバラの剪定について基本の考え方
つるバラは、シュート(枝)が長くのびる特徴があり、シュートを短く剪定してしまうと樹勢が弱くなります。
剪定時期:つるバラの新苗を剪定するのは春がベストです。寒さが緩んできたら剪定を始めてください。
基本の形作り:新苗のつるバラは、成長初期です。必要な枝だけを残すよう剪定することで、樹勢を強めることができます。必要な枝とは、太い枝、艶がある枝、長い枝です。
弱い枝の除去:短い枝、細い枝、変色して元気のない枝や病気になりかけている枝は取り除きます。これにより、新しい強い枝の成長を促すことができます。
支柱の設置:つるバラの成長をサポートするために、支柱やトレリスを設置することも検討しましょう。これにより、つるバラがしっかりと育ち、きれいな形に成長します。
つるバラの冬剪定

冬剪定は、つるバラにとって、新陳代謝。不要な枝を根元から剪定して、樹勢のよい枝のみ残します。
ツルバラの健康と美しい成長にとって重要な作業ですので、しっかりと取り組みましょう。
剪定時期:冬剪定は落葉後から春が来る前の休眠期に行います。1月から3月が最適な時期です。
清潔な道具:剪定前に、剪定バサミやノコギリを消毒しましょう。これにより、病気の伝播を防ぎます。
古い枝の除去:最初に、前年度の誘引ヒモをすべて外します。そのあと枯れた枝や古い枝、弱い枝を取り除きます。これにより、新しい強い枝の成長を促すことができます。
主枝の選定:健康で強い主枝を数本選び、他の枝を剪定します。主枝はバラの骨格を作る役割を果たします。
長さの調整:残した主枝の先端にハサミを入れ、成長を促します。
バラの学校では、
本業や副業として取り組む個人様法人様にむけた食用バラ教育プログラムをご用意しています。
![]() | 解説:中井 友實榮 ナカイローズファーム 株式会社バラの学校 代表取締役 農林水産省 農業女子プロジェクトメンバー 2011年東日本大震災をきっかけに食用バラの露地栽培をスタート。 食用バラの普及を通じて心と体を健康にし、社会貢献をめざしています。 |
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